『チェンジ・ドリーム・シンポジウム』 

次は、6月14日(日)に日本に行くのですが、成田に着いたその足で『チェンジ・ドリーム・シンポジウム』というワークショップを開催します


当初は、6月は日本の滞在期間が短いので、14日にやろうという気ありませんでした。ただ、トレーニングに取り組むうちに、ごくごく少数で日ごろ問題意識をわかちあっている方たちと話し合いたいという想いが湧いてきてやろうと決めました

というのもこのワークショップは、私が今まで取り組んできたフロー組織、集合天才、組織の創造性をつなぐ物語りを提供してくれているものなのです


とにかく、私を信じて時間をつくってください! 


とだけ申しあげたいところですが、そうは言ってもと思われるかも
しれませんので、内容の説明をしておきます


ただ、ちょっと長いです



このワークショップをひとことで表すと

人は孤立した存在としては、無力であっても
チームになって知恵を出し合えば乗り越えられるよ

というものです


当たり前すぎるのですが

本当にそうだ!

と自分事にひきつける何かがこのワークショップにはあります


このワークは、主催側に答えがあるわけではなく、参加者が持って
いる想いや知恵が映像によって喚起され、対話を通じて共有され一
緒に何かをしようという気持を引き出します

ゆえに、このワークショップは、問題意識をもってすでに活動して
いる人、もやもやとした気持を抱えているもののどうして良いのか
わからないという人同士が、深く出会う機会として、何度でも参加
できる優れた場になりうると予測しています



歴史を振り返れば、洪水などの天災や貧困、飢餓、疫病、肉体の酷
使による短命、暴力による搾取や支配からの解放といった、その当
時は、どうすることもできないと思われてきた問題を集団で知恵を
出し合い、連携しあって乗り越えてきたのです

今日の問題の多くは、逆説的ではありますが、主に西洋の科学によ
る成功によってではありますが、集団の知恵と連携によって問題を
克服した結果、人口が爆発的に増えたということが引き起こしたも
のではありますが、やはり今回も集団の知恵と連携で乗り越えよう
とするものです

ただ、過去と違うのは、この集団の知恵と連携を阻む思い込みが根
強く存在しているということです

世の中はバラバラである(西洋文明の成功による科学万能、対象を
分析してバラバラにすると原理がわかり、思い通りに操ることがで
きる)という思い込みです

それゆえに、すべてのもの(人と人だけではなくて、人も自然も宇
宙も)はつながっているというこの集団の知恵と連携に必要なもの
の見方をすることは容易ではありません


私は、今日の問題の本質は
人々がバラバラになり、孤独と無力感に陥り、それを紛らわすため
に必要でもないものを消費したり、人より優っているという優越感
に浸ったり、心を閉ざしてしまうことにあると考えています

このワークショップはその状態から脱出するために

地球上に生きるすべての人が
・環境的に持続可能で
・社会的に公正で
・精神的にも充足した生き方を
実現することを目的としています

そして、ゴールは『目覚めた世界市民を輩出する』ということです


この目覚めた状態を『Blessed Unrest』と表現しています
私の理解としては、使命に目覚めてしまった状態、つまり、問題に
気づいてしまったゆえに、未だ問題がなくならないことに心かき乱
される。ただ、この問題に取り組む時に、このために、自分はこの
世に生を受けたのだという充実感があるということです


とはいえ、たった一人でとてつもない問題に直面してしまったら、
残るのは無力感です。それゆえ、見なかったことにしよう。私には
関係ないことと思うことにしよう。だって、こんな無力な私に何が
できるのと開き直ったり、ただ、悲嘆にくれたりします


だからこそ、このワークショップは、創造的な方法論を伝え、かつ、
他者とつながる機会を提供するものでもあります


現状の理解→この状況をつくっている思い込みの発見→状況を変え
る発想の転換→未来の可能性のイメージング→可能性に向けての具
体的な行動という順番で進みます


これは、厳しい現実に立ち向かって、知恵を出すステップでもあり
ます


具体的には

各セッションごとに、非常にメッセージの強い映像を観て
感じたことを対話するというプロセスを繰り返します



まず最初に、人口爆発により、地球が再生産可能なキャパを超えて、
このままでは、持続することができない状況にあるという現実に環
境的持続・社会的公正・精神的充足という3つの視点から向き合わ
せます

次に、これらは、現在社会の世の中はバラバラであるという思い込
みに由来しているということを示します

すべてはつながっているという未来のイメージを描きます

そして、未来のイメージに近づくための具体的な一歩を明確にして
ゆきます

とはいえ、何かを変えようとしても最初は「ひとり」だということ
が現実が私たちを怯ませます。何かを成し遂げた人はそれだけの力
がある人だからできたのであって、私はそんな人ではないという強
い思い込みです

だからこそ、小さな小さな一歩の大切さを何度も伝えます。そして、
この場でまず語り、賛同をえられる経験を提供することが必要だと
思います。あるいは、すでに活動している人を紹介することも


だから、このムーブメントに参加している組織が多くあることが必
要です。実際に、世界中でたくさんの組織が活動を始めています。
必要なのはお互いの存在を知り、励ましあうことだと思います

ただ、現状は、つながるよりも、それぞれ自分たちの世界に閉じて
いる組織が多いように思います


私が、組織における企画のプロジェクトに取り組んでいるのは、
創造的になることで、問題に向き合えるようになるのではないかと
考えているからです


このムーブメントに加わることで、私のイメージにも近づくスピー
ドが加速するのではないかとわくわくしています

一緒に、このプロセスを体験してみませんか?

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このページは、鈴木利和が2009年6月 3日 08:17に書いたブログ記事です。

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