謹賀新年

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2年間、試行錯誤してたどり着いたのは、第5水準のリーダー輩出に貢献しようということでした
第5水準のリーダーというのは、「ビジョナリーカンパニー2」に登場する考えです

第4水準のリーダー=カリスマ・エリートから
第5水準のリーダー=周囲の可能性を引き出し、成果を出させる人へと
飛躍をする環境づくりに貢献したいという考えです

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アップルを追放された1985年(30歳)のタイミングのJobsは、スカリーをして「放漫で、暴虐で、激しく、無い物ねだりの完全主義者だ。彼はまた、未成熟で、かよわく、感じやすく、傷つきやすくもある。そして精力的で、構想力があり、カリスマ的で、さらにおおむねは強情で、譲らず、まったく我慢のならない男だ 」と言わしめる、およそ友人にはなりたくない人物だった

それから、1997年に暫定CEOとして、カムバックするまでの間に、何が起きたのだろうか

スティーブ・ジョブズ-偶像復活やスティーブ・ジョブズの再臨を読んだ時に思ったのですが、Jobsはピクサーでの経験を通じて、特に、ディズニーに君臨するアイズナーの前半の成功と後半の愚行を見るにつけて、人として(経営者)として大切なことは何かを学んだのではないでしょうか

かつての、自分はアイズナーのように、振舞っていたかもしれない・・・。だから、アップルを追われることになり、私生活もうまくいかなかった・・・


Jobsというと交渉術やプレゼンのうまさに目が行き、カリスマとしての側面が目立ちますが

おそらく、クリエイティブディレクターとしての本質は、ピクサーでJohn A. LasseterED Catmull との仕事を通じて、体得したのではないかと思います

アニメというまったく、畑違いの領域でも、才能ある人たちの能力を引き出し、世に出すために奮闘するというプロセスを通じて・・・。1995年のトイ・ス トーリーの成功以降、1998年バグズ・ライフ、1999年のトイ・ストーリー2あたりは、ディズニーとの交渉に明け暮れて、アップルのCEOへの復活は 2000年まで待たなければなりませんでした

とはいえ、このプロセスを通じて、彼のユーザーの立場に立って、つくり手に妥協のない要求をする力に磨きがかかったのではないかと想像されます

私 の仮説では、第4水準のリーダーから、第5水準のリーダーへと飛躍する鍵は「他者に貢献すること」「他者の視点から自分を見つめること」を学ぶことだと考 えています。そういう意味で、Jobsの本質を研究することは、多くの才能ある人たちが独善に陥ることなく、真にクリエイティブであるために大切なことを 学ぶ最高の機会だと思われます

私自身、人生の折り返しを過ぎて何に情熱を傾けることができるのかを冷静に見つめて、やはり、ここに 戻ってくることを再確認しました。James Collinsの言うように、今年で軌道に乗ることはないと思いますが、一歩一歩弾み車を回してゆく1年にしたいと考えております よろしくお願いいたし ます

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このページは、鈴木利和が2008年1月 1日 00:43に書いたブログ記事です。

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